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気紛れな馬に頼りない騎手が乗っているんだから裏切られる事は多々あります。 それでも競馬というシステムはあなたを裏切らない。 もしあなたがそう思えないのなら、あなたが競馬に対して不誠実なのではないですか?
売上票数占有率(投票割合)推移について その2
2017年08月19日 (土) | 編集 |
ほはていです

昨日の前回の続きです。
前回の記事は今までと変わらずただ2017年まで分析した結果でした。今回少々プログラムを修正して分析したのはレース条件毎の占有率です。レース条件によって投票傾向が違っていたら投票レースを抽出する際に新しい物差し(基準)を定義することが出来るのではと考えました。

レース条件は障害(未勝利、オープン含む)、新馬、未勝利(平場のみ)、条件戦(平場のみ)、オープン(平場のみ)の5つにしました。障害、新馬では指数派の大量投票はないため、分析前はこれら2つと他の条件では明確な差が出ると考えていました。

結果は以下の通り。

単勝推移

新馬の単勝占有率が抜けて高く、続いて未勝利、障害の順となりました。重賞で高額の単勝馬券が話題になることが多くオープンでの単勝占有率は高いと予想していましたが実際は売れていないのですね。

複勝推移

単勝とは違い、複勝では未勝利と単勝の占有率が逆転しました。オープンは単勝以上に他条件との差が大きく、未勝利の半分と占有率上は全く嫌われています。単勝、複勝の占有率が若駒戦で高いのは、能力がまだ定まっていないレースで2頭目3頭目を限定する動機が弱いからだと思います。

枠連推移

オープン以外は近年ほぼ同率ですね。現在一番売れていない式別ですが前の記事で貼った画像にあったように売上の95%が枠連という時代がありました。

馬連推移

前回の記事ではJRAプレミアム効果が出ていないと書いたけれど、2013年から条件戦の馬連占有率が1位になったのは2013年から始まった最終馬連の影響では。これが正しいとすれば「効果がなかった」はデタラメですね。すいません。障害で馬連を買う人が少ないのはちょっと理由がわかりません。あとオープンが初めて占有率最下位じゃありません。この馬連と三連複三連単以外は全て占有率最下位というのは調べて驚きました。

ワイド推移

今回の分析で目を引くのは控除率変更で恩恵を受けたワイドと控除率変更で被害を受けた三連単ですが、ワイドがこれだけ売れるなら同じく恩恵を受けた馬連ももう少し売れてもいいと思う。三連単馬単の占有率が減り続けているのをみると当たりやすい馬券にシフトしているのでしょうね。

馬単推移

一貫して占有率が下がり続けていてJRAのテコ入れもなし。全体集計の1995年からの占有率比で馬単の2017年は0.67と全式別で最悪、2/3になっています。この分だとそう遠くないうちに単勝より売れない馬券になりそう。

三連複推移

ここで初めてオープンが占有率1位となりました。反対に新馬は全然売れておらず最下位です。2009年は各条件でそれほど占有率の差がなかったのに、このように差が生じたのは条件戦が占有率2位になったことも考え、指数派・データ派増加の影響が大きかったのではと想像します。

三連単推移

全ての式別レース条件で1995年からの占有率比がマイナス。オープンでの高占有率は今後も続くでしょうが条件戦の2014年からの落ち込みは指数派・データ派がごっそり抜け落ちたのだと思います。逆に落ち込みが最も少なかったのは障害で式別別では2位でした2014年以降条件戦を逆転して三連単の占有率2位になっています。これも指数派・データ派が極端に少ない式別だからと考えられます。



こんな感じで分析結果を述べてみましたが、これをそのまま馬券購入や予想ソフトに活かすことは出来ません。最初に述べましたが、新しい物差し(票数占有率)を定義して基準(レース条件毎の式別別平均占有率)を求めるとどうなるか?

実際のレースで基準からの乖離率(基準からの遠さ)を求めることが出来ます。例えば過去の傾向で単勝の占有率が基準から20pt(適当)以上売れているレースで予想の回収率がよく(適当)、基準より20pt(適当)以上占有率が下のレースで極端に回収率が悪い(適当)場合、当日の占有率を計算して単勝の投票可否を判断することが出来ます。

実際にはまだ過去レースからの分析は行っていませんし、投票状況から判断することなので朝一にご提供している予想に反映させることは出来ません。ただ予想ロジックや買い目抽出ロジックの構築にはこういった「新しい物差しの定義」→「過去のレースから基準値を求める」→「過去レースの基準値からの乖離と予想結果の関係を集計」を思いついたファクターで片っ端から繰り返しています。まぁ流行の機械学習とかとは遠く離れたやり方ですが一般的な競馬常識のいい加減さもこの過程で明らかになっています。そういうのを見つけると「まだまだ全然戦えるな」と思ったりしますね。

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